犬も歩けば…

おかーさーん、川行こう、川行こう。
朝からずっと誘われていて、長男に。
もうそれはそれはしつこいくらいなんです。

一人で行ってきてと言うと、
それはそれで危ないって言うやんお母さん。
だから付いて来て。
付いて来るだけでええから。
な~おかーさん。

どないしたら付いて来てくれる?
食器洗ったげよか?
洗濯ものたたもか?
ちょっとお昼寝する?
起こしちゃるから、はよ寝てはよ寝て。

で、
少し休んでしばらくすると、
さ、行こか。
と言うので、
私こんな格好のままで行っておかしくないやろかというと、
おかしないおかしない、
でも、暑いから傘でも差して行きよ。
などと言うのです。

長男の言うとおりに、
よれよれの半そで半ズボン、つっかけ履いて
玄関に差してあった適当な傘(それも雨傘!)を差して、
トコトコと家のすぐ近くの川へ降りて行きました。
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私は適当な木の陰に座って、
ぼけーっとしていました。

あ~、望んでいたこととは言え、
元気な男の子の遊びに付き合うのも
もうええかげん、疲れるわ~。
あ~、帰って昼寝の続きしたいわ~
せっかく今日はゆっくりしようと思ったのにな~。
などど私は考え、
長男はなかなか獲物が捕まらず、ご機嫌斜め。
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そこへ、どこからともなくひとりのおじさんが現れて、
「なんか獲れるか?」
私としては、なんか獲れるかって言われたって、
獲れへんからこうしてずっと待ってるんやんなんて無礼なことは言わずに、
笑ってごまかして、
息子を目で追うそぶりをしてその場を濁しました。
どうやら今日は私もご機嫌うるわしくない感じです…。

おじさんは川の北のほうへ去っていきましたが、
彼が去ってから、私は横目でちらちら観察してみました。
どうも大きな網を張って
本格的に魚を獲っているみたいです!
そうしてしばらくしてから、
おじさんがこちらを見ながら手招きしているのが見えました。
私はもう、そのときには、
待ってました!!
という前向きな気持ちになっていましたので
すぐに長男へ指示を出し、
おじさんのところへ行くように!

そんなこんなで
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ボクもううれしくてたまらないっ。

おじさんはどうやら、
鮎を捕まえに来ていらっしゃったようで、
我が家のその日の夕食はもちろん鮎の塩焼きでした。
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んめぇぇぇ~。

捕まえた大ナマズや巨大な鯉は川へ戻し、
小さな鯉は古家の池で飼うことになりました。
結局おじさんの名前も伺うこともしないで
別れましたがずいぶん長い間
息子と付き合っていただいてどうもありがとうございました。
by o-beikokuten | 2006-08-27 22:22 | こども
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