碧の池

何をどうしていようとも
必ず春はやってくるのですね。
うれしいようでさみしいような、
始まりのようで卒業のような、
誰も彼もがふとしたことで未来を感じる
不思議な季節です。
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のら家はいよいよ引越しが近づきました。
お店にする古家の近くに小さな家をお借りして
そこに住むことになりました。
今はその家の修理もしています。
その家から山へ向かって少し歩くと農業用のため池があります。
その碧の色の美しいこと!
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思わず立ち尽くしてしまいましたよ。
忘れもしない、あれは小学3年生のとき
作文に、「私はいつかパリのフランスへ行きたいです。
そしてアルセーヌ・ルパンに会いたいです。」
と書きました。
本当はパリのフランスではなくて、フランスのパリなのですが、
そんなことは幼い私には問題ではありませんでした。
友達と外で遊んでいるときも本を読んでいて、
幼ななじみのゆう子ちゃんは怒って家に帰ってしまいました。
そう、幼なじみより大切な私の恋人はアルセーヌ・ルパンだったのです。
学童向けの怪傑ルパンシリーズの中に
青い目の少女(今では碧の目の少女と訳されているようです)という本があって、
碧色の目をした少女の周りに次々と起こる事件をたどっていくと
少女の目と同じ色をした湖に行き着き、
その碧色の湖の湖底にすべての秘密が隠されている…
と確かこんな筋書きだったと思います。
ルパンに愛されているこの少女と
謎にあふれる美しい碧色の湖にあこがれて、
私はこの本が大好きでした。
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池を下ると
のどかな風景が広がります。
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今日はあいにくの曇り空でしたが、
こちらへ住むようになったら
晴れた朝にはここへ散歩に出かけたいなと思いました。
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by o-beikokuten | 2007-04-01 22:39 | つれづれ
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