カテゴリ:こども( 32 )

寺子屋

冬休みに入って三日間、朝の寺子屋に参加しました。
お経をみんなでよんで、
その後は論語塾。
私は読み聞かせで呼ばれていたので、
一日目は平和のお話、
二日目は宮沢賢治のどんぐりと山猫の朗読、
三日目の今日は稲村の火の紙芝居と
さるかに合戦を読みました。

毎年夏休みにはこちら地元のお寺でも寺小屋があります。
今回は論語教室仲間の参加している寺子屋が会場でした。

同じ宗派なのでうちの子供たちもすんなり溶け込め、
楽しい毎日でした。

お経はほとんど暗記しているのですが、
読むスピードなどが少し違っていて、
その違いが面白いらしく、刺激があって良かったと言っています。

論語は、私も地元の小学校で月に2回、三年生に論語教室を
しています。
難しい解説抜きで、ただひたすら唱和するだけです。
子供はほんとに、いきいきと声を出してくれて、
それを見てるとうれしいです。
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今日読んだ稲村の火という物語は、
東日本大震災にちなんで、論語仲間がセレクトしてくれました。
地震が来たら津波が来る、ということを
刷り込みするための教材として
太平洋戦争前までは小学校の教材として使われていたそうです。
もしかしたら、今後もこの物語が教育現場に
復活するかも知れませんね。

午後は私は子供のお昼寝のため留守番で、
主人は香寺の里山へ整備ボランティアへこどもと出かけました。
見よう見まねで藪を切り開く作業だったそうですが、
自分の手作業で、みるみる「場」が開けていくことに
喜びを感じ、とても楽しかったようです。
by o-beikokuten | 2011-12-25 21:51 | こども

しあこさま。

最近4番めの二才の長女の髪が伸びてきて、
前髪も、目にかかっていて、気になっていました。
ときどきゴムで結わえたりしていましたが、
それも毎日だと痛そうだし…。

じゃあ、やっぱり切ろう!

と私が言うと、小4次男が、

あかんあかん!絶対あかん!

と言いました。
前に一度だけ、長女の髪をはさみで切ったことがあるのです。
そのときに、切る前のほうがかわいかった、
なんで切ったのかと、次男にしつこく言われました。

それで、今回も、切るのはだめだと言うのです。
そんなこと言ってもね~、
目に髪の毛が入るのは、いけないですよね。
だから、切りましたよ。
しかしいざ切るときも、次男のうるさいこと。

斜めにはさみを入れるんやで!!

そんなことくらいわかってるけど、細くて少なくて、
しかも落ち着きのない2歳の子の髪を切るのも、難しいんだよ~。
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by o-beikokuten | 2011-11-28 22:14 | こども

春の日

4月も半ばを過ぎました。
定員割れで廃園通告を受けた保育所をなんとかするために、
うちの4番めちゃんも保育園へ通わせることになったわけなのですが、
1歳9ヶ月の私のしあこちゃんは
一滴の涙もこぼさずに元気に順調に園生活を送っています。
あらら。。。

まだまだ保育園は早いと思っていたので、
とりあえず週に何度か、しかも午前中だけと考えていましたが、
お友達や先生と過ごすほうが私と二人でいるより楽しそう。。。
園へ着いて靴を脱いでタオルを掛けたりなどのお仕事もちゃっちゃとすまし、
もうすぐに心は園生活へスイッチオン。

しあこちゃんのクラス、園児数は4人です。
4人を担任の先生が一人、または二人で見て下さいます。

センセイ~♪
は~い♪

と、先生との息もぴったりで、教室にいつまでもいようとする私は、
「お母さん、もういいですよ」
と言われる始末。

12時ちょうどにお迎えに行き、帰宅後5分もすれば眠ってしまいます。
家と保育園は目と鼻の先で、通園所要時間は1分もかからない…。
家にいるとしあこちゃんの泣き声も聞こえてくるだろうから、
あまりひどく泣くようなら連れて帰ろうといつも思っていましたが、
今だ泣き声が聞こえてきたためしなし。
しあこにとっては自宅にいるのとあまり変わらない感覚なのでしょうね。
生まれたときから家の前は保育園。
毎日園児たちの声を聞いて今まで育ってきましたから。


そんなこんなですが、私も仕事がないわけではありません。。。
先送りにしていただけで、することは山ほど。。。
昨日から山野草展も始まりました。
さすがにいつもより忙しくなるだろうと、
久々にじっくりと店頭に立ち、そして考えました。

ふとんを、買いに行こう。

夕方お店を閉めてから、しあこちゃんのお昼寝布団を買いに行きました。
しあこちゃんは大満足で、昨夜はその新しいお昼寝用布団で眠りました。
そして今日、初めてお昼寝を含めた午後の保育もお願いしました。

いつもは朝と夕方だけお店へ立ち寄るのですが、
今日はしあこを園へ一日お願いして、
私は朝から夕方までお店で過ごしました。
一日お店で過ごすのはどれくらいぶりでしょうか、
2年半ぶりくらい?


夕方、しあこはさすがに泣いているかもしれないと思いながら
保育園へお迎えに行きました。
雨は降っていませんでしたが、傘が大好きなしあこのために、
もし泣いていたら傘を見たら元気になると思って、傘を差してお迎えに行きました。
そしたら案の定とっても喜びましたが、
先生のお話では、どうも傘なんて必要ないくらいのことだったそうです。

保育園と同じような生活時間で育ててきたので、
少し早めの昼食が済むころには必ず眠たくなるような体になっているしあこちゃん。
今日はお母さんがいない初めてのお昼寝でしたが、
さみしいことに、いともたやすく睡魔に襲われたそうです。
お目覚めのあとはおやつの時間ですから、
ニッコニコだったそうです。

家のドアを開ける時も、
道を歩くときも、
車に乗るときも、
片手に荷物、片手にしあこ、
だったのが、
今は身軽になりました。

しあこは4人兄弟の4番め。
生まれたときから家族5人の注目の的、
朝目覚めた瞬間からお兄ちゃんたちのラブラブ攻撃を受けて、
毎日成長しています。
身体能力も発達してきて、おしゃべりも少しできるようになり、
保育園への恐怖心もなし。
徒歩1分の、一クラス4人の保育園。
おうちにいるのと変わらない。。。
恵まれた環境です。
年齢で言うと少し早い園生活ですが、
4番めに生まれた宿命を持つ?しあこには
ちょうど良かったのかもしれません。


そしてわたしも、家庭生活を通して感じてきたことを
お店の場を借りて表現していきたいという気持ちがあるので、
しあこがすとんと新しい生活へ落ち着くなら、
わたしは私で、新しい方向を向いて、いこう、かな。
by o-beikokuten | 2011-04-19 21:48 | こども

ウッドデッキ

しばらくの間ブログ記事を見ることができない状態で
失礼いたしました。

そうこうしている間に春休みもそろそr終わりになりました。
明日は保育所の入所式です。
わたしの4番めちゃんは、保育所の人数確保のために、
とりあえず願書を提出し、週に何度か、午前中だけ保育所へ通うことになりました。

お兄ちゃんたちはあさってから学校です。

私はいつも、お休みになると部屋の大改造をしたくなります。
でもなかなか実現できません。
この小さなおうちへ引っ越してくるときに、
夫婦でいろいろと改造計画を立てていましたが、
毎日の生活と仕事でほとんど実現できていません。

そうしているうちに子供は大きくなってしまうので、
お父さんはこの際あてにしないで……
じいじいにお願いすることにしました!

先日はお風呂の床を板張りにしてもらいました。
冬でも冷たくないし、赤ちゃんも安心して座って遊べるようになりました。

今日はウッドデッキを作ってもらいました。
お昼前に
おう!
とじいじい登場。
せっぱつまって宿題をしていた子供たちは飛ぶようにじいじいの周りに群がり、
そこからトンカンカン。

作りかけのウッドデッキでお昼ごはんをみんなで食べて、
私としあこはお出かけ。
お兄ちゃんたちは生まれたときからじいじいやお父さんがとんかんかんしているのを
見て育ちましたが、今回は実際にいろいろと指示を受けて細々とお手伝いをしていました。
夕方帰宅したら、お外のお部屋、みたいなのが出来ていました。
明日から、楽しいだろうな~。
4年越しの願いが、一日で出来てしまった…。

これで、私が洗濯を干すときしあこちゃんも一緒に外へ出られるし、
(いつもはその都度靴をはかせて一緒に出て、毎回少しの間にどろんこ遊び。。。)
机みたいなのもつけてもらってるみたいなので、
お兄ちゃんたちは外の空気を吸いながら宿題が出来る!
おやつもおいしそう♪
うれしいな~
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↑次男は一部始終をインスタントカメラで撮っていたらしいです。
現像が楽しみです。
by o-beikokuten | 2011-04-04 21:34 | こども

うれしい?100点

今日、5年生の長男が、100点を取って帰ってきました。
科目は何だと思いますか。
家庭科です。
テスト内容は、そうじの仕方。
そうじの意義から始まり掃除の手順、工夫、
そして最後の問題は、
Q:教室をいつもきれいにしておくにはどうすればよいですか。
  あなたの考えを書きなさい。
それに対する長男のこたえは…
       教室のすみをきれいにしておく。
       落ちているものをひろう。
       目立つところを整えておく。

ふーん。
アドリブがきかないタイプの長男が、自らの考えを書く問題のある
テストで100点。
これは画期的なことだなあ。
と、お父さんがしみじみしているところへ、
お風呂上りの私が登場。

ほー。
へー。
100点かあ。
ん?そうじの仕方?
なるほど、いつも私が教えてあげてるもんね、リョータロちゃん。

とふざけて長男に向かって言うと、
まんざらでもないといった様子で、ふん、と横向く。

そしてお父さんは、
いつもそうじの仕方でがみがみ言われて根性がねじ曲がるか、テストで100点取るか。
どちらがいいのか、とつぶやく。

そりゃー、100点のほうがいいでしょ!?

しかし、いつも家庭科が嫌い嫌いと言っている長男ですが、
嫌いといいつつもいい点とってしまうこの皮肉な運命。
これからも4人兄弟の惣領として、お手伝いよろしくお願い致しま~す。
by o-beikokuten | 2011-02-02 21:31 | こども

朝早く、骨董市に行きました。
ガラクタにまぎれて、見覚えのある顔が、ありました。
白いのと黒いのと。
岡本太郎の作った、陶器のオブジェです。

以前訪れた知り合いの家の庭にさりげなく、岡本太郎の顔が置いてありました。
庭木の根元に立てかけるように、土の上にそっと、もしくは、無造作に、置いてありました。
それが私には粋に見えた記憶があります。

そんなことを思い出して、私はその変色し、ほこりにまみれた顔を買うことにしました。
帰宅して、ちょっと気が向いたので車の中を掃除していたら、
岡本太郎の本が一冊出てきました。
またいつか読み直そうと、目に付くところに置いておきたかったのですが、
車のドアポケットにあることがいつの間にか当たり前になっていて、
ずっとそのままだったのです。
その日は家にもって帰り、新しい気持ちで読みました。

私が本を読んでいると、冬休みの日記の宿題をしていた慶次郎が言いました。
「あ、詩ができた。」
どんな詩?とたずねると、
「ボクはどうして生きているんだろう
 生きているとどうして食べるんだろう
 ボクが生きていることを、他の人はどう思っているんだろう」
それを聞いた私は息を飲みました。
私もちょうど次男と同じ3、4年生の頃、日記に書きました。
「時は何に向かって進むのでしょう
 死に向かって進むのでしょうか」
「私たちがアリをみつめているように
 何かが私たちを今にも踏み潰そうかどうか迷いながら
 眺めているのではないでしょうか」

先生からの返事は多感な少女だった?私を傷つけるようなものだったので、
返事をもらったその日から私は先生のことが嫌いになりました。
例えば、こうです。
「この文章は、何から写したのですか。」

これは傷つきますよね。
しかも、この頃はローマ字を習い始める頃なので、
全部ローマ字で書いたその時のベスト作品なのですよ。
それも絵入りの。
先生からは何か面白いヒントがもらえると思っていたので本当にがっかりしました。

でも、だから、次男が形而上学的なことを口にし出したことを、
私はうれしくもあり、ちょっと心配でもあり。

三兄弟を前に、こんな質問をしてみました。
「地球って、滅びると思う?
 滅びるとしたら、滅びないように努力するべきだと思う?」

長男:滅びるか分からへんけど、滅びないようにがんばる。
        (と、学校の環境学習が行き届いた回答。)
三男:さらば~♪ 地球よ~♪
        (これはあかんわ。。。)
次男:滅びる!
    だって、有るというものは、無くなるものやから。
    どうやったって無くなるやろう。
        (むむむ!)

そこで私は岡本太郎の本から一説を紹介しました。

    いずれ滅びるだろう。
    生物は栄え、そして滅する。
    永遠に滅びないなどと考えるほうがおかしい。
    人類がこの世界に出現した、それは当然、いつかは消え去ることを前提にしているはずだ。
    めそめそと悲しみ嘆く必要はまったくない。
         中略
    無目的にふくらみ、輝いて、最後に爆発する。
    平然と人類がこの世から去るとしたら、それがぼくには栄光だと思える。

それを聞いた次男は、
「じゃあ、岡本太郎はボクとおんなじやな。」

そう、ほんとに岡本太郎は小学三年生の次男と同じなのかもと思いました。
くったくがなくしがらみがない。
骨董市で自分の作品ががらくたにまぎれて売られていて、
それもそういうものだとどこかで思っているだろうと思いました。

その顔は、私の小市民的に埋没する生き方を見て笑っているかのようで、
そんなことを岡本太郎は面白がっているように思います。

思うように生きられたら、信じることをつらぬけたら、
煮えきらず惰性が蔓延する世の中をばっさばっさと切り倒していくことができたら、
どんなに気持ちよく、だけどどんなに危険なことだろう。

私はやっぱり自分の家族、周りの人々のその日その日のうれしい悲しいに
標準を合わせた眼鏡をかけて暮らしているので、
つまるところ、まずはこの小さな輪と和をいかに無事に回していくかということに
たどり着いてしまいます。

時々、その眼鏡を外して物事を見るのですが、
眼鏡はかけていたほうが、一見賢そうに見えるので、
外れそうになったらすぐにかけることにしています。

ただ、ちょっと庭先に視線を移したら、TAROの顔があるっていうのは、
刺激的で魅力的です。

最後に、次男ばなし。
兄弟で本を見ながら占いごっこをしているときに、長男から次男への質問。
長男:自分には人には知られたくない一面があるか、ないか。
次男:ある!

まだまだ小さな9歳の男の子で、この子のことならたいてい何だって知ってるわなんて
思っている私ですが、こうして毎日目の前で暮らしていながら、
頭の中ではいろんなことを考えて成長しているんだろうなあ、
長男と三男に関して心配と言えばちょっと平凡すぎるところが心配で、
次男に関してはちょっと多感なところが心配で、
考えていたら自分のことや周りのこと、心配だらけで、
まあ、そう言わず、あるがままに、とにかく、やることです。
はい、明日からたまった仕事やっつけます。
by o-beikokuten | 2011-01-11 22:24 | こども

行かんといて。

こどもたちは、ときどきテレビを見ます。
うちにはテレビがありませんので、こどもたちは
優しく理解のあるお隣さんへ週に何時間かテレビを見せてもらいに通っています。
このテレビの時間というものは、こどもにとって大切なお楽しみとなっていて、
私もお隣さんとの約束なので、できるだけこどもたちがこの時間に間に合うように生活を工夫しています。

先日、夫が夜に出かけました。
その日は夜の7時からテレビの約束の日でした。
このごろは暗くなるのが早いので、こどもたちは学校から帰宅後、
宿題をする間もおしんで遊びたがります。
この日も、お風呂に入ってさあごはん、というときに、
宿題が終わっていないことが判明。
ああだこうだといいながら宿題をして、
いざごはんとなると、おしゃべりして楽しいのはいいのだけど
そんなに優雅に食べてるとテレビに間に合わなくなりそうです。
そこで私はなぜかこう言いました。

もう、テレビには行かんといて。

この言葉をどんな抑揚で言ったと思いますか。

もー!(約束の時間を守れずにだらだらするんだったら、いっそのこと、もうこれから)テレビには行かんといて!
というふうに言おうかと一瞬思いましたが、
そんな脅し文句もいけないとこれまた一瞬考えて、
なおかつ、私は一日の終わりのこの時間、ちょっと疲れてもいて、
思考も停止中。
もう何もかもどうでもいいというように、
まったく感情がこもらないふうに、
静かに、小さな声で、言いました。

もう、テレビには行かんといて。

これを聞いた子供たちはぴたっとおしゃべりをやめて、
まずケイジロウが少し高めのおどけるような声で、

ほんまや、今日はテレビやめとこっ。

次にカンザ。分かってるのだか分かってないのだか、追従するように、

うん、そうやそうや、お父さんもおらへんしな。

ケジロウ、

ボクたちが行ったらお母さんはしあこちゃんと二人きりになってしまうしなっ、

そしてリョータロウが冷静に、

確かに。
今日はテレビ、やめとこう。

私は、いや、いいよ、テレビ行ってきて、
とも言わずに、だまっていました。
楽しいおしゃべり晩ごはんは、その後ずっと続き、それから
ふとんに入った後も続き、普段よりこころの通った時間を過ごしたのでした。

結局お隣さんへは、今日は行きませんと電話もせず仕舞いでした。
まあ、次に会った時に事情をお話したらすむことかとうっすら思ったまま、
私は何も言いませんでした。
いつもは、約束は約束なんだからちゃんとしないと!とまくしたてるのですが。

私は、子どもたちが行ってしまうからさみしいと、思っていたわけではなかったはずなのですが、
妙な事の成り行きに、ちょっとくすぐったいような気持ちになって、
このくすぐったいような気持ちというのは、
この展開をこころの中ではうれしいと思っているのだろうかと、考えました。
うれしいというのでもないような、何か、守られているようなそんな気持ちなのかと思いました。

感情のこもらない、行かんといて、という言葉を、
自分たちがいなければお母さんはさみしいだろう、とか、
お父さんがいないときに自分たちだけ楽しい思いをするのは悪いな、
というふうにとらえて、私を弱者扱いして明るく優しく振舞うことを
とっさに選んだ子どもたちを前に、不思議な気持ちになりました。

いつもいつも、私からこぼれはみ出る子どもたちを、
どうにかして閉じ込めて、時にはどうやってこらしめてやろうかとやっきになっている私ですが、
そんな私が少し肩の力を抜いたとき、すかさず素直で明るい心を全開にして私を見つめてくれる、
そんな柔らかいこどものこころというものに、触れた気がしました。

こどもたちがいつもキチンとしているように、なおかつ持っている力を最大限引き出せるような
お母さんでいようと思うと意外とつまずくけど、
フツーに人間やってると、フツーについてきてくれる柔軟な子どもたち。

   冒険とは、同じ顔の中に日々違った顔を見出すことである   ジャコメッティ

毎日、こどもたちと冒険しているなあ。

                                
by o-beikokuten | 2010-12-21 23:32 | こども

はじめの…

今月の17日でわたしのあかちゃんは1才の誕生日を迎えます。
毎日発見の連続で、同じもので遊んでいても日々違う遊び方を見つけているようです。
3人のお兄ちゃんと比べて特に違うところは、
音楽やリズム音を聞くととたんににっこり笑いながら踊りだすことです。
感性が柔らかい感じがします。
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そんなしあこちゃんですが、つかまり立ちがうれしい今日この頃、
ひとりですくっと立ち上がり、数秒のあいだ何も持たないで立っていられるようになったのがこの一週間ほど。
もううれしくてうれしくて。
神妙な顔つきでそおっと立ち上がり、しばらく保ち、
ぽとんとお尻が落ちるとはっと我に返ってきゃっきゃと喜びます。

そして今日は!
私の目の前で、私に歩み寄ろうとして、1歩、2歩、ほんの一瞬の出来事でしたが、
歩きました~☆
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この勇ましい顔!
いつもはもちょっとおしとやかなのですよ。。。

一番目のお兄ちゃんが帰ってきて、一緒に ♪ あんよはおじょず ♪ とはやしながら
しあこ歩かせ合戦?をしていたら、二番目のお兄ちゃんが帰ってきて、
しあこちゃんに手紙を差し出しました。
聞けば、今日の授業で手紙を書くレッスンがあったそうで、なになに、ふむふむ…むむむ!
なんて素敵な偶然でしょう。
今日初めての一歩をしたころに、お兄ちゃんは学校でこれを書いてくれていたのかも知れません。
きっと きっと この子は幸せになると思います。
ケイジロ、ありがとう。
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by o-beikokuten | 2010-07-08 21:39 | こども

忘れ物

今日はみんな早起きして、
畑のお世話をして、
ご飯を食べて、
赤ちゃんも早起きだったので朝のお昼寝もさせて、
すべりだし快調!

と、思いきや、玄関にぼーんと一年生カンザの連絡袋が。
中には連絡帳や宿題、水泳カードが入っています。
それがないと宿題忘れのうえ、今日の水泳の授業が受けられません。
放っておこうかな、届けようかな、どうしようかと迷いましたが、
一年生でがんばっているカンザのことを考えたら、
たまには甘やかしもいいかもしれない、ちょうど赤ちゃんも寝ているし!

と、お兄ちゃんの自転車、私には少し小さいマウンテンバイクに乗って、
しゃーっと小学校まで風を切って行ってきました。

教室に着くと、ちょうど授業の始まる前のおしゃべりタイム。
カンザは隣の席の、ポニーテールのかわいい女の子となにやら楽しそうに話しています。

かんちゃん、
と呼びかけると、カンザは私の顔をじっと見ました。
そしてすぐに視線を移して、また女の子と話し始め、しかも身振り手振りを交えて盛り上がっている様子です。
クラスのこどもたちが
かんちゃん、お母さん来てる~!
と何度も言ってくれるのですが、こちらを再び見ようとしません。
隣の席の女の子がうながしてやっと気が付いたとでも言うようにぱっとこちらを見て、
こんどは照れくさそうに、だけどうれしそうにこちらへ走り寄ってきました。

そんなものなのでしょうね。
お母さんが見ていないところでは、また別の顔を作っているのでしょうから、
やっぱり忘れ物は、届けないほうが、いいかも知れないですね。

帰り道、リョウタロウの自転車はギアチェンジの具合が少し悪いこと、
そして、小学校から家までの一本道はなだらかな坂になっていて、
行きはよいよい、帰りははあはあ、ということが分かりました。
いつもソフトボールの練習に通っているリョウタロウの気持ちを、少し、感じることができました。
ひとつひとつの出来事はほんのわずかな時間のことなのですが、
早起きをすると、そのささいな出来事の積み重ねをする歯車がうまく回るので、うれしいです。

では、家の片づけをして、ちょっとお店へ行ってきます。
by o-beikokuten | 2010-07-06 08:55 | こども

は~困った困った

昨日は困った、です。
こどもたちの通う小学校の、創立記念日で休校!
とは知らず、出かける予定を入れていて、あ~れ~…
朝に急いでフライパンに焼き飯を用意して、お昼になったら温めて食べるようにと言い残し、
出かけました。
こどもたちは、うれしそうに「分かった♪♪♪」
なぜに ♪ が三つも!?
そう、こどもたちにとっては男三人で待ってましたとばかりのお留守番、うるさいお母さんがいなくて楽しそう…。
その楽しそうなのがお母さんにとっては心配です。

さてそうは言ってもお母さんはお母さんで、一歩外へ出るとそんなこともすっかり忘れ、
お昼前に長男から携帯に電話がかかってきてようやく今日のお留守番のことを思い出しました。
「みんないい子にしてる?」
と聞いた矢先に電話の向こうから三男のはしゃいだお猿さんのような声が聞こえます。
…そうとう楽しんでる、いや、楽しみすぎて部屋の中はぐちゃぐちゃだな、これは。
「はい、みんないい子にしています。
 ごはんも自分たちで温めて食べました。
 … … … なあ、お母さん、川に、もにょもにょもにょ…」
長男が、慣れない電話に戸惑いながらもわたしに報告します。
そして何か言いにくいお願いがあるようです。
「カワニ、カワニ…大津茂川に遊びに行ってもいいですか。」
極力無表情な声を心がけたような、わたしを試すような口調でたずねます。
は~ん、そうきたかとちょっとわたしも考えて、
「いいよ~、でも危ないから川の中には入らないように、そして一時間後に帰ること。
今日は三人ともお稽古の日だからね。」
「は~い!おやつの時間には帰りま~す!」
ガチャッ。
ん?おやつの時間は三時でしょ。
わたしは一時間で帰りなさいっていったんだけど、それなら一時か二時でしょ。
まんまとやられたとは言え、こどものうれしそうな声に弱いお母さん。
しかし、大津茂川は、深いところもあったりして、学校からはこどもだけで遊ぶには危険な場所と禁止されています。
ちょっと心配。

さあ、三時ごろ、わたしの用事も終わり子供におやつを食べさせてお稽古に送り届けないとと思って、
眠たそうなあかちゃんを連れて熱気むんむんの梅雨晴れの下家にたどり着くと、
家の中にはだれもいません。
川へ探しに行っても見当たりません。
サテハ ナガサレタカ…
やっぱりわたしが安易にOKだしたのがいけなかったんだなあ。
捜索願いってことになったら大変だなあ。
しかし、こどもたちがいなくて、あかちゃんもゆっくり静かにお昼寝できてよかったなあ。
などと、こういうときって、ちぐはぐなとんちんかんな、定まらないことを、考えるものですね。

そうしていると、外でこどもの声がしたので顔を出してみると、
うちの子供たちのお友達が自転車に乗って遊びに来ていました。
「リョータローたち、知らない?」と聞くと、
「知ってる!一時ごろ、タックンたちと川に行くって言ってた!」
「でも今はもう3時でしょ。どこにもいないのよ、どうしよう。」と困った顔をしたら、
その子たちは歓声をあげ、
「よっしゃあ!オレらは探検隊!
見つけてくるわ!よし、行くぞ!!」
と列を成していざ出陣。
なんてなんてかわいいこどもたちなのでしょう。

そうしていると、帰ってきました、うちの子たち。
どろどろ、びしょびしょ、思いっきり川で遊んできました!という出で立ちで。
お稽古にはもう間に合いません。
わたしはお休みの電話を入れました。
お稽古にはいつも気に入って楽しみで通っているので、この日も、お稽古を休みたい気持ちはなかったと思います。
単に、お母さんのいない梅雨の晴れ間の午後を夢中になってむさぼった、というだけのことなのです。
お稽古ってスイミング。
代わりに川で涼みました、か…。

次男だけ、スイミングではなくバイオリンが習いたいということで、
兄と弟がスイミングの時間にバイオリン教室に通っています。
この日も次男のお稽古にだけは時間が間に合いそうです。
急いでお稽古に連れて行き、その帰り道、かの探検隊と遭遇!
探検隊:「あれからすぐ見つかったやろ~」
わたし:「そうそう、ありがとうございました~!」
探検隊:「ございました は いらんのやで~」
と、自転車で通り過ぎていきました。

家へ着くと、こんな影が…
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は~また今からひと波乱ありそうな予感です。
思ったとおり、家の中は砂でじゃりじゃり。
かすかに生臭い臭気も漂います。
「ぼくたちちゃんと手を洗って着替えたんや~。」
おお、そうでしょう、泥だらけの体で家に入り、そこいら辺で思いのままに服を脱ぎ、
脱いだ服はお風呂場で水遊びの材料にして、最後にシャワーに引っ掛けてぶーらぶら。
新品の白いTシャツをおかまいなく着て、今度は何?
「おかあさーん、見て、ちょっと見に来て。」
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さっき用水路で釣ったブルーギル。
これは外来種やから戻したらあかんのや。

…だから?

だから、飼う。

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そして、それから、あかちゃんのお世話をしているすきにこんなことになっていました。
空の衣装ケース(中身を出して空にした形跡があるのは気のせいでしょうか)を水槽にして、
魚を泳がせています。
上からはカンザが窓から伝って裏門によじ登り、お兄ちゃんたちをのぞいています。
この生意気な姿。
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男の子はひとに頭を下げて育てろと言われますが、
本当に、そうなんです。
ちょっと目を離すと まあ いたずらばかり。
うちの子たち、大丈夫かなってつぶやくと、次男いわく、
「ぼくたちはいたずらって分かっていたずらしてるから、だいじょうぶ~♪」
って、負けるわ、くすん。

夜になって涼しくなり、ほっとひと心地ついた頃、5年生の長男、口開く。
「なあ、お母さん、怒らない?」
「なんでしょう。この際もう怒りません。」
「ボクって宿題できてないんや。」
「あ、そう。じゃあしたら。
ただ、できてないんじゃなくて、していない、の間違いだけは正しておきますけど。」
じゃあ長男リョータロー、
「そうなんや、していない、んや。する時間はたっぷりあったからなあ♪」
と、変に満足げに答えて机に向かいました。

こどものころはのんびりしてたほうがいいと思いながらも、
それにしてものんびりし過ぎだとあせる親心。
でも楽しそうな姿をみると、腹も立つけどうれしくもあり…。
平凡な一日だけど、気持ちの持ち方、解決方法、その都度考えたりして、
心はくるくる忙しいっ!
by o-beikokuten | 2010-06-17 14:18 | こども