ケイ

今お風呂に入っていたら
忘れたくない言葉を聞いたので
書き留めておきます。

自然豊かな土地に引っ越してきて
一年がたちました。
子供たちと話しているときに
そんな話の流れで、
前に住んでいたところと
今住んでいるところと、どっちがいいかって、
そんな話になりました。
そしたらケイジロウ、

前の家がいいな。
だって夏の夜には月が見えるし、
月の光で本読んだりできるもん、

と言うのです。
確かに夜、ちょうどこどもたちが眠るころ、
カーテンを開けたままにしていると
月がまぶしいくらいに見えていました。

こどもたちが暮らしやすいように
できる範囲で工夫しているつもりなのですが、
こどもたちのために、新たな願いは届くかしら。
今年から、通り道を変えてくれって、月に。

その続きに、ケイジロウ、夏は嫌いなんだって。
暑いから。
カナヘビちゃんは大好きなんだけど、
暑いのは嫌だって。
じゃあどうするかって、
パンツいっちょでへろへろシャツ着て
帽子を100個かぶるんだって。

そうそう、ついでに言うと、
バレンタインデーにもらったチョコレートたちを
大切に今でもしまい込んでいて、
ときどき出しては眺めて言うのです。
こういうチョコレートは心がこもってるから
簡単には食べたらあかんのんや…。

普段はやんちゃくれのケイジロウも、
こんなこと言ってたときがあったのねって、
そのための記録です。
by o-beikokuten | 2008-05-09 20:38 | ことばの記録
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